シュタイナー![]()
堀内節子さん講演会豊橋にじの森幼稚園前園長。小学校教諭を経て1975年に愛知県豊橋市ににじの森幼稚園を開園。その後、シュタイナーの思想と教育に出会い、シュタイナーの考え方に基づく幼児教育の実践を展開。また、日本の行事をシュタイナー思想の観点から捉え直し、ライゲンの創作、昔話や神話の研究にも取り組んでいる。日本アントロポゾフィー(人智学)協会理事、教育部問代表。
・なぜシュタイナーか。****シュタイナーの人間観
・子どもが生まれるという事はどういうことなのでしょうか。
父親と母親が準備できるのは身体だけなのです。
子どもが生まれるという事は、自我が生まれてきたいと願っていることであり、父親と母親は、ここに一人の子どもが降りてきて欲しいと願い、自我(子ども)もまた、自分の自我を豊かに擦るために誰かのところに降りていきたいと願って父母のもとに降りていくのです。
自我は、自我を守っているもの(天使・神・観音様など目に見えない守ってくれる力)のもとにいて、そこから父親と母親の元に降りてくるのです。父親と母親は、天使の代わりなのです。地上の天使なんです。だからこそ、子どもの誕生を畏敬の念を持って受け入れていくことが大切なのです。
幼稚園の教師保育園の教師など、幼児に関わる人全てが天使の一人なんです。
最初子どもは肉体をもらうと窮屈で仕方ありません。それで、生まれて間も無い頃よく手足をバタバタさせるのですね。
生まれた子どもはまず肉体を形成することをしていきます。だからこそ、子どもにとっての環境、空気、食べ物、静電気など大切なんですね。
子どもは心と身体と知能と育てながら成長していきます。これには順序があるのです。まず、肉体からなんですね。これが7歳までとても大切なんです。
さて、肉体を使えるようになって最初にすることは”立つ”ことです。
人間はもともと良くなりたいと思う力があるのですが、これを感じるために”立つ”ことをします。
転んでも転んでも立ち上がることで、自我・自分の中心を感じ取るのです。ですから、この時に依存して立つことをしていると、依存する人間になっていくのです。
食べ物についてもそうです。
口−噛む−のみ込む−胃袋−腸−排泄
それぞれの機能を良く使ってあげることで、その機能が怠け者にならない、つまり他に依存しないでも動くようになるのですね。
粟、ひえ、玄麦、などを食べていると胃腸が怠け者にならないんです。
ある年齢になると消化のための練習をします。酵素の調節や、具合を調節します。例えば、砂糖や油脂類が多いと、腸の酵素は必要ないんですね。ですから酵素を作る力も弱くなり、すぐ胃腸を壊す人になるのです。
3歳ぐらいまでは頭を形成するために体の機能が働いています。
4〜6歳で頭が独立しはじめます。頭が独立するというころ、こころが身体と共に働きあおうとします。
”イヤ””怒る””かみつく””たたく”等の行為がありますが、このころ、心が生まれてきているのです。心が身体を自分の物にしようとする時、暴れるのです。
どんな風にうまくからだと心を融和させるかですね。
ボールにしても、羊毛ボールがありますが、これは立ち上がっていない子どものボールです。立ち上がったこどもには適度な重さが必要です。
それから、自分の身体作りをしている時は、友達は必要ありません。心を自分の物にしはじめた時から友達や、外の世界を求めます。心を共有したいと願うのです。そして、うまく出来ないと怒るです。反抗期と呼ばれる時期ですね。
「身体」「心」「自我」、それぞれ育つ時期があります。
最初の7年期で身体を育て、第二7年期で心を育て、第三7年期で自我が育ちます。丁度からだと心が重なって育つ時期がありますが、その頃感覚も育ちます。
よくTVは見せない方が良いといいますが、シュタイナー教育ではTVは見せません。にじの森でもそうですが、この感覚が育つ時期は実際に見て、聞いて様々な感覚を通して様々なものを学ぶ時期です。その時にTVに時間を取られることがもったいなくてTVを見る時間がないのです。
今シュタイナー教育は、治癒の役割もになっていると感じます。現代の英知をどう受け入れていくかですね。
******質問のなかから*******
「両親とも仕事をしているのですが」
せめてこどもと一緒にいる時間だけでも、子どもにとって健全な、お父さん・お母さんの姿を見せてください。父母は、社会人として子どもと接しているのです。社会は自分を包んでいてくれるという感じを受けています。
・・・・以上でした・・・・
*この内容はかずママが筆記した内容からあげました。
解釈が違っている場合があるとも考えられますが、筆記しましたので、専門家の方のご意見がありましたら、是非教えてください。
宜しくお願いします。